日本の歴史的な超金融緩和政策終了と台湾のサプライズ利上げは、世界の新興市場キャリートレードの資金調達通貨としての人民元の魅力を高めている。
米連邦準備制度が従来予想されていたほど積極的な金融緩和を実施しない可能性が示される中でドルで資金を調達する取引のリターンが一服したことで、投資家は戦略を見直しつつある。キャリートレードは低利回りの通貨で借り入れ、高利回りの資産に投資する。投資先は多くの場合、新興市場だ。理想的な資金調達通貨の条件は、ボラティリティーが低く利回りが上昇する余地が限られていることだ。
日本銀行がマイナス金利から脱却したにもかかわらず、円は依然として世界で最も利回りの低い通貨だが、円高への期待やボラティリティーの高まりが借り手を躊躇(ちゅうちょ)させる可能性がある。ブルームバーグがまとめたデータによると、人民元はこれらの点で台湾ドルより有利であり、インプライドイールドとボラティリティーの両方でドルより魅力的だ。
管理変動相場制をとる中国人民元は今年、中国当局によって狭いレンジで維持されており、低迷する経済状況を考えると上昇余地はほとんどない。22日に主要な支持レベルを割り込んだことは、当局者がさらなる通貨安を容認していることを示唆している。
ウェルズ・ファーゴの新興市場担当エコノミスト兼通貨ストラテジスト、ブレンダン・マッケナ氏は、「中国人民銀行(中央銀行)は緩和モードにあり、経済がなかなか立ち直らない中で、人民元は調達通貨の選択肢として存在感を増している」と述べた 楽天モバイル 最強プラン 3GBまで ⇒ 税込1,078円/月 ※通話料等別 無制限 ⇒ 税込3,278円/月 ※通話料等別
米債利回りは低下傾向が見られました。
米FOMCで年3回利下げ見通しが何とか維持されたことなどが利回り低下につながったと見られる。
米10年債は3/22米国市場での4.29%台からの下げが継続する形で東京市場から重くなり、米国市場に入って4.196%まで下げている。…
— 諸星と申します@専業パパトレ (@FX_pro_hope) March 24, 2024
———
Source: 銃とバッジは置いていけ