刷新されるスタイリングは「スピンドルボディ」へ?
レクサスの稼ぎ頭であるクロスオーバーSUV「NX」に、2026年にもモデルライフ初となる大幅な改良が施されるとの観測が強まっています。
初代NXのデビューは2014年。現行の2代目(AZ20型)が2021年に登場してから、2026年でちょうど5年。レクサスの通例に従えば、ここで大規模なリフレッシュが行われるのは、いわば「予定調和」ともいえるタイミングです。
今回の改良で最大の焦点となるのが、エクステリアの刷新です。ファンの間で囁かれているのは、ボディとグリルをシームレスに融合させた「スピンドルボディ」の採用です。これが今回のマイナーチェンジで具現化するのか、あるいは次期型を待って採用されるのかは、現時点ではあくまで予測の域を出ません。
しかし、もし実現すれば、兄貴分である「RX」に近い、より先進的で塊感のあるフロントマスクへ変貌を遂げることになります。シャープさを増したヘッドライトユニットや、よりダイナミックな造形のバンパーなど、最新のレクサス・デザイン言語がどのように投影されるのか。情報のアップデートが待たれるところです。
「アリーンOS」の導入で真の“SDV”へと進化するか
テクノロジー面での大きなトピックとして期待されるのが、次世代ソフトウェアプラットフォーム「Arene OS(アリーンOS)」の採用です。
この新OSの導入は、単なるマルチメディアの更新に留まりません。車両の基本性能や安全技術をソフトウェアで制御・更新し続ける「ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)」としての側面を強めることを意味します。購入後も愛車が最新の機能へアップデートされ続けるという、一足先に新型「RAV4」や「ES」に採用された次世代のオーナーシップ体験も実装されるかもしれません。
安全運転支援システムも、最新の「レクサス セーフティ システム + 4.0」へのアップグレードが期待されます。
夜間の視認性を劇的に向上させる最新のヘッドライト制御や、より緻密になった衝突回避支援など、レクサスが誇る最先端の「守り」が投入される見込みです。
インテリアについても、14インチの大型ディスプレイというサイズは維持しつつも、より操作性を高めたレイアウトや、光量を増したアンビエントライトによる空間演出など、プレミアムSUVに相応しい「深化」が図られる可能性が高いとみられています。
避けられない「大幅値上げ」と「長納期」
さて、ユーザーにとって最も気になるのが、その“代償”でしょう。
一部では「5万円程度の価格上昇」との予測もありますが、近年の物価高騰やこれほどの大幅な装備拡充を鑑みれば、それはあまりに楽観的と言わざるを得ません。現実的には10万円単位、あるいはそれ以上の価格改定が行われる可能性を覚悟しておくべきでしょう。
さらに懸念されるのが供給体制です。現在、NXの納期は約3ヶ月から4ヶ月程度と比較的安定していますが、大規模改良が実施されれば、再び注文が殺到するのは火を見るより明らか。
かつてのように「納期1年以上」という、あの長く苦しい状況が再来する可能性は否定できません。NXを検討中のユーザーにとって、2026年は非常に悩ましい1年になりそうです。
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Source: uenon.jp
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