【高速道路での悲劇的なトラック事故の真相】

この動画は衝撃的ですね。ノーブレーキで突っ込むトラックの瞬間は、誰もが目を背けたくなるような状況でした。安全運転の大切さを改めて考えさせられます。

■事故規制現場に「ほぼノーブレーキ」で突入

NEXCO中日本は2025年11月25日、公式SNSを更新。事故の衝撃的な瞬間を映した映像を投稿し、注意を呼びかけています。

一体何があったのでしょうか。

映像は2023年11月に撮影されたものです。日中の新東名高速で、クルマは比較的流れています。

映像を撮影しているのはNEXCOのパトロール車両で、車両の後方にあるカメラからのものです。3車線あるうちの一番右側、追越車線に停車しています。

本線上には旗を振る作業員の姿と、路上には規制を示す表示板が立てられており、追越車線を規制していることがわかります。どうやらこのさきで事故処理が行われていたようです。

しかし、映像開始の5秒ほどで異変が。

追越車線で旗を振っている作業員が、一瞬で身を翻して中央分離帯に緊急退避します。すると直後、大型トラックが高速度で突入。表示板をなぎ倒しながら規制されているはずの追越車線をどんどん進んでいきます。

作業員とはあわや人身事故になる寸前といった様子で、幸いはねられることはありませんでしたが、中央分離帯側にはみ出して走行しています。

クルマに運転を任せて居眠りをしていたのでしょうか。よそ見をしているにしては時間が長すぎです。

トラックはブレーキを踏んで減速している様子も見られず、そのまま映像を記録している車両にどんどん接近。走行車線のトラックとほぼ同じスピードであることから、もしかすると80km/hくらいは出ているのかもしれません。

つぎつぎに表示板を破壊し、ついには映像を記録している車両まで急接近。ようやくブレーキを踏んだようで、第二走行車線と追越車線をまたぐ形で停止。とりあえず追突は免れました。

この映像の左端を見ると、別の工事車両と5人のNEXCO隊員の姿が見えます。もし、そのまま中央分離帯側を進んでいたら、この車両と作業員たちに突っ込み、重大な事故につながることは避けられません。

その後、トラックは後退して追越車線上に停止。事故処理が行われたものと見られます。

規制現場に突入するということは、普通は考えられません。

工事や事故現場の手前はコーンや発煙筒で車線規制されているはずであり、そもそもその前から「1000m先工事」「この先事故 走行注意」などのお知らせが出ています。

動画にはコメントを掲載。クルマの運転支援機能に任せっぱなしにならないよう、警鐘を鳴らしています。

「近年はオートクルーズコントロール機能が多くの車両に取り付けられています。

特に高速道路では運転の負担軽減につながり便利ですが、矢印板などの規制器材の認識が困難な場合もあります。

オートクルーズコントロールや衝突回避などの運転支援機能に過信することの無いように運転をお願いします」(NEXCO)

※ ※ ※

NEXCOによると、工事規制内に進入した車両による事故が増えているといいます。

2020年度では704件だったのに対し、2022年度では1475件と2倍以上に増加。なかには、作業員がはねられて死亡した重大事故も発生しています。

NEXCOは「規制箇所では、標識や看板の案内に従い、余裕を持った進路変更や十分な車間距離の確保など、安全な走行をお願いします」としています。(くるまのニュース編集部)

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Source: uenon.jp

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